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おすすめのドラマベスト100をランキングにしてみる

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なんかいろいろランキングをやっている方などがいらっしゃるので、私は好きなテレビドラマでランキングを作ってみました。

一応ルールとしては、

  • ブルーレイ、またはDVD-BOXが発売されている。
  • 2003年から現在までの範囲で絞る。

の2点のみ。
「なんでこのドラマ入ってないんだよ!」と言われても知りません。
完全に自分の好みで選んでいるので。
趣味が合いそうな方がいれば、レンタルしてみて下さい。
あ! ちなみに私が一番好きなドラマは2000年頃に放送していた「やまとなでしこ」なんですけどね。

そこは置いといて、早速開始。



第100位 フリーター、家を買う。

三流私大を卒業した武誠治(二宮和也)は、部品会社に就職したが、社風になじめず3カ月で辞めてしまう。

中堅商社で経理畑ひと筋に働いてきた父・誠一(竹中直人)は、何故相談もなく勝手に辞めたのかと誠治を怒鳴りつけるが、専業主婦の母・寿美子(浅野温子)は、誠治が自分で決めたことだからと言ってかばう。誠治は、その気になればすぐに就職できると軽く考えていたが、とりあえず始めたアルバイトも人間関係が上手くいかずすぐに辞めてしまう。
それでも誠治を信じて見守っていた寿美子が、ある日突然うつ病を発症してしまう。寿美子が重度のうつ病になったのはすべて誠治のせいだと言い出す誠一。
寿美子に心配をかけたことを悔やんだ誠治は、再就職することを決意し、その準備資金作りのために、大悦貞夫(大友康平)が経営する大悦土木でアルバイトを始める。
そこで誠治は、大手ゼネコン社員の千葉真奈美(香里奈)と出会い、自分には「このためにがんばる。」という目標が必要だと考えた誠治は「フリーターだけど、オレは家族のために家を買う!」ことを決意
誠治の人生再出発が始まる…。

第99位 ジョーカー 許されざる捜査官

真犯人よ、闇で消えろ。・・・この刑事、天使か、悪魔か。
堺雅人、ゴールデンタイムの連ドラ初主演!!
ふたつの顔を持つ、ニューヒーローを熱演!
共演は、錦戸亮、杏ほか豪華キャスト!
演技派堺雅人VS人気の錦戸亮が織り成すピカレスク・エンターテインメント
衝撃的展開!!先の読めないストーリー!!
タイトルの「JOKER」にこめられた意味は?
本当の正義とは、悪とは何なのか?人を罰するとはどういうことなのか?
考えさせられるヒューマンドラマ!

『JOKER ジョーカー 許されざる捜査官』は、心震わす異色の刑事ドラマであり、衝撃の勧善懲悪エンターテインメント。
舞台、ドラマ、映画と幅広く活躍する個性派俳優、堺雅人が演ずる神奈川県捜査一課警部補、伊達一義は、昼は温厚な人柄から、「仏の伊達さん」と呼ばれ、事件の解決に全力を尽くす。
夜は一転、冷酷な”無法の番人”として、凶悪犯に怒りの鉄槌を下す制裁人。
表と裏、正義と背徳。相反する顔を持つヒーローという難しいキャラクターに演技力に定評のある堺雅人が挑みます。
共演は、錦戸亮、杏、りょう、平山浩行大杉漣鹿賀丈史の豪華キャスト陣。
伊達刑事が事件を追うなか、人間の愛情、怒り、悲しみといったヒューマンかつエンタテインメント性あふれるストーリーで物語が展開。
一方で、見るものにも「本当の正義とは?悪とは何なのか?」「人が人を罰するとはどういうことなのか?」と訴えかけるような、シリアスな面も持つドラマ。

第98位 拝啓、父上様

主人公である板前・一平(二宮和也)は、神楽坂にある老舗料亭「坂下」で働いて7年目の3番板前。
花板の竜次(梅宮辰夫)にあこがれつつ、板前道の修業に励む毎日を送っていた。

その日は、「坂下」に見習い・時夫(横山裕)が入る日。自分にもやっと後輩が出来ることがうれしい一平は、少しだけ気分が高ぶっていた。
そして休み時間に、その時夫を迎えに行くことになった
平は、振り回されることに。
一方、若女将・律子(岸本加世子)は「坂下」を売却し、そこに建つ新しい高層マンションの一階に、新「坂下」をつくるという計画を内密に進めていたが、それを聞きつけた大女将・夢子(八千草薫)は、一平の母であり神楽坂でバー「ゆき乃」を経営している、雪乃(高島礼子)に相談する。
そして一平は雪乃に強引に頼まれ、周囲には内緒で大女将の味方をすることに・・・。

老舗料亭「坂下」の土地売却などにより、時代の流れに飲み込まれていく神楽坂の裏路地の変貌、活気溢れる商店街や料亭の板場で巻き起こる、日常の悲哀、失われつつある徒弟制度などを、一平の目線で描く。
さらには、ドラマの根底にある一平の父親とはいったい誰なのか・・・?

第97位 最後から二番目の恋



45歳独身のテレビ局ドラマプロデューサー・吉野千明(小泉今日子)。
恋愛というよりは健康や老後など将来への不安を感じる年齢…。仕事と家庭の両立という入社当時に描いた未来と全く違う現在の自分…。
ここでゆっくりとした時間を過ごしたら何かが変わるの…?
千明は、老後のためにも、いま流行の友だちと古民家を借りて住むのも良いかも、と軽い気持ちで鎌倉まで下見に行きます。
そんな時、千明は、鎌倉で市役所勤めをしている50歳の独身男性・長倉和平(中井貴一)と出会います。
和平は、妻と死別した寂しい子持ち男でした。
古都・鎌倉を舞台に、こうして明るくも切ない大人の青春ドラマが幕をあけます。
果たして、さまざまな経験を重ねてきた“大人"の恋の結末は?
そんなふたりの恋をかき回すのは、和平の家族たち。
自由奔放にしてどこか薄幸のイケメン弟・長倉真平(坂口憲ニ)は、千明を口説き、三角関係に。
さらに、家庭崩壊寸前の口うるさい妹・水谷(旧姓・長倉)典子(飯島直子)は同世代として千明をやっかみ、
世間とうまく調和が図れない、危ういもうひとりの妹・長倉万理子(内田有紀)は彼女の内面をえぐり…。
こうした個性的な面々との関わりの中、千明と和平は、さまざまな壁にぶつかりながらも、本当のしあわせをつかもうとします。

第96位 恋仲



三浦葵(福士蒼汰)は、富山出身の建築士見習いで、心優しくもすぐに人に合わせてしまう優柔不断な青年。
高校時代は水泳部で活躍していたものの、なんとなく上京して就職し、さえない日々を送っている。
そんなある日、高校時代の同窓生からきたSNSメッセージが彼の運命を大きく変えることに。
かつての初恋の人・芹沢あかり(本田翼)との7年ぶりの再会。
恋仲でありながら、その恋が叶うことはなかった2人…。
そんな2人を引き合わせたのは、高校時代の親友・蒼井翔太(野村周平)だった。
葵と翔太は性格も何もかも正反対で、選んだ未来も対照的。
変わらないのはただひとつ、あかりに対する恋心だけ。
2人の"アオイ"とあかりが恋と友情に揺れながら、ぶつかり合っていく。

第95位 冬のサクラ

雪深い山形で母親の介護をしながらガラス職人を務める祐は、“冬に咲くサクラ”を見に訪れた萌奈美とすれ違い、その美しさに目を奪われるが…。

第94位 離婚弁護士



天海さんの弁護士姿、とてもかっこよくてあこがれます。事務所の仲間通しのつながりも暖かくて、ちょっと笑えてでもみんなすごく自分の役割をまっとうしてて、とにかくこんなメンバーとこんな仕事できる人になりたいなって思わせてくれる元気になれるドラマだと思います。

第93位 HUNTER~その女たち、賞金稼ぎ



平凡な生活を送っていた女性たちが、'刺激'と'小遣い'欲しさに犯人探しを始める。
最初は危険な場面に尻込み。素人の限界に直面し、打ちのめされる事も…。しかし、女たちはバウンティハンターをやめようとはしない。
どんな壁にぶつかろうとも、ポジティブ&パワフルに突き進んでいく。
女たちにはプライベートでも問題が多発。多額の借金を背負わされたり、義娘の面倒を見ることになったり、DV夫が追いかけて来たり、
夫婦げんかをして家を飛び出したり…。
それでも女たちは事件解決に奔走する。なぜなら、ある時を境に自分たちの行動に救われる人々がいることを知るからだ。

第92位 メイちゃんの執事



東雲メイはごく普通の17歳の女子高生だったが、交通事故により讃岐うどん屋だった両親を亡くす。両親の葬式の日、本家から迎えに来た執事の柴田理人から、父親が、実は大富豪「本郷家」の長男にして本郷グループ全社の後継者である事を知る。一夜にしてお嬢様となったメイは周囲と自分自身の身の安全の為、また淑女教育を受けるべく、聖ルチア女学園に入学する。聖ルチア女学園は、1人の女子生徒につき1人の執事が付くという、究極のお嬢様学校。全寮制で、生徒のランクにより「太陽(ソーレ)寮」、「月(ルナ)寮」、「星(ステラ)寮」、「陰(オンブラ)寮」に分かれる。そこでメイは、自らの運命と恋に向き合っていく事になる。

第91位 ブラッディ・マンデイ

天才ハッカー藤丸が、家族・仲間・地球を救うべく、最凶最悪のウィルステロ「ブラッディ・マンデイ」と立ち向かう。
学校や警察組織にまで潜入するテロ組織のスパイ、そして裏切りの連鎖と共に確実に進行するテロの脅威に、頭脳戦でどう挑んでいくのか!?

第90位 結婚できない男



「僕は結婚できないんじゃなくて結婚しないんだ!」

主人公・桑野信介(阿部寛)は腕のいい建築家、その能力は評価され、仕事も多く
人並み以上の収入もあるが、性格的には偏屈で独善的、そして皮肉屋。
女性を引き寄せる魅力もありながら、実際に付き合ってみると女性は彼のキャラに辟易し、
すぐに彼の元を去ってしまう。

そんなことが何度も続くうちに信介は恋愛も結婚も必要ないと思うようになり、
持ち前の論理性で恋愛や結婚の無意味さについて理論武装しことあるごとに
その主張を繰り返すために、ますます寄り付く女性は少なくなってしまった。

そんなある日、信介は一人の女性、早坂夏美(夏川結衣)と出会う。
医者である夏美は信介をすぐに否定せず、かといって肯定もせず淡々と向き合う。
それまで信介が出会ったことがなかったタイプの夏美のことが
気になって仕方がなくなってしまう。
果たして二人は結婚できるのか・・・。

第89位 PRICELESS ~あるわけねぇだろ、んなもん!~

金田一二三男(木村拓哉)はそのミラクル魔法瓶企画開発営業部、課長。
会社の後輩、同僚からも愛され、そのキャラクターが買われて、難しい商談がうまくいくこともあるほど。
社内では、大屋敷巌社長(中村敦夫)が亡くなり、息子の統一郎(藤木直人)が社長を引き継ぐ旨を社内放送が伝えていた。
大屋敷巌社長は息を引き取る寸前、息子、大屋敷統一郎にあることを告げていた。
父の最後の言葉を聞きはっと目を開く統一郎。その意外な事実とは…。
そんな金田一のもとにある日災難がふりかかる。
非常に機密性の高い情報を会社から持ち出しという罪をかぶされ、会社を追われることになってしまったのだ。
上司の模合謙吾(中井貴一)から「いったい何をしでかしたのか」と問い詰められるが全く身に覚えのない金田一。
模合も金田一がそんなことをするはずはないと上司に疑問を呈するが黙っていた方が身のためと言われ、
それ以上追求することは一切しなくなる。
会社の経理部では、不明金欄にゼロ円が並ぶことを何よりもの生き甲斐にしている女性社員、二階堂彩矢(香里奈)の姿が。
金田一とは無縁だったはずの彼女もまた、金田一にまつわるある資料の不明点を追求したがために事件に巻き込まれていく…。
職ばかりか金田一はなぜか住んでいた家も突如失い、唯一の通信手段だった携帯電話も失い一気に都会の難民と化す。
途方に暮れていた金田一が出会ったのは幼い兄弟、鞠丘貫太(前田旺志郎)と両太(田中奏生)だった。
金田一は彼らに無一文で生きていく術を学ぶことに。金田一二三男のゼロからのスタートが今始まる・・・。

第88位 特命係長 只野仁 セカンドシーズン

大手広告代理店の総務課係長・只野仁はうだつの上がらない社員。しかし、彼には次々とスキャンダルを葬り去る「特命係長」というもうひとつの顔が…。高橋克典がスーパーサラリーマンを演じた人気ドラマのセカンド・シーズン。

第87位 アットホーム・ダッド



阿部寛宮迫博之が「専業主夫」を演じる。主演の阿部寛演じる山村和之が、慣れない家事で奮闘する姿を描くホームコメディドラマ。

第86位 光とともに… ~自閉症を抱えて~

自閉症の子供を持つ母親が、一人の女性教師と出会い「自閉症」と言う病気を受け止め成長していく姿を描いたヒューマンドラマ。

第85位 anego

32才のOLの奈央子は焦っていた。表向きは平静を装っていたが、自分は結婚できるのか、この年までひとりでいるのだから、平凡な男じゃイヤという思いでがんじがらめになっていた。そんな彼女にアプローチしてきたのは、新入社員の黒沢。後輩に慕われ、頼りがいのある奈央子を「アネゴ!」と呼ぶ彼に、奈央子は男性を感じることはなかったが、ある日、酔った勢いでふたりは一夜をともにしてしまう!

第84位 ようこそ、わが家へ

主人公・倉田健太(相葉雅紀)は、郊外の一軒家で、父親の太一(寺尾聰)、妹の七菜(有村架純)、母親の珪子(南果歩)と家族4人で暮らしている。
健太の職業は売れない商業デザイナーで、人と争うのが苦手で自己主張を貫けず、つい相手に合わせてしまう気弱な性格。
そんな性格は父の太一ゆずり。
ある日、健太は、ホームで女性を突き飛ばし、割り込み乗車をしようとした男を注意する。
柄にもない行為に健太自身も驚くほどだが、仕事が上手くいかない鬱憤からだった。
ところが、その日を境に健太の家でストーカー的な嫌がらせが起こるようになる。
花壇の花が一本残らず引き抜かれたり、自転車のサドルが切り裂かれたり…。
健太と家族は、ストーカーが誰なのかを突き止め、解決しようとする。
しかし、倉田家の周りから、疑いのある人物が何人も出てくることに―。

第83位 シバトラ



誰よりも純粋で正義感が強く、外見は少年にしか見えない超童顔の刑事・柴田竹虎、通称:シバトラ(小池徹平)。
生活安全課少年係の係長・千葉さくら(真矢みき)に命じられ、ストリートギャングのアジト、ヤンキー高校、メイド喫茶等、少年犯罪がはびこるあらゆる場所に違法とされている潜入捜査を遂行する。
シバトラに救われた女子高生・美月(大後寿々花)、元ストリートギャングの総長で親友の小次郎(藤木直人)、天才ハッカーの白豚(塚地武雅)が"チーム・シバトラ"としてシバトラと共に少年犯罪に立ち向かう。遂には巷の少年犯罪を裏で操る重要人物につきあたり・・・。

第82位 雨と夢のあとに

死んでも君を守るー。
人気急上昇中の黒川智花主演で贈る切ない親子の愛。芥川賞作家・柳美里の原作小説を人気劇団キャラメルボックスの脚本で連続ドラマ化!沢村一樹木村多江速水もこみち等の多彩な共演陣にも注目!
中学生の少女・雨(黒川智花)は二人暮らしの父(沢村一樹)と、まるで友達のような、恋人のような関係を築いている。仕事で不在がちの父の留守中には、会えない分、父に寄せる思いが一層つのる・・・。また、父も同様にたった一人の娘にかけがえのない愛情を惜しみなく注いでいた。そんなある日、父は蝶の採集で渡った台湾の密林で命を落としてしまう・・・。しかし、雨への気持ちを断ち切れない父は幽霊となって雨の元へ帰ってきてしまう。そんな父を雨は何も知らずに受け入れるのだった・・・。

第81位 DOCTORS 2 最強の名医



ひとりの凄腕外科医が病院の再生に尽力する姿を描く本格医療ドラマの続編。沢村一樹ほか前作と同じメインキャストの出演により、医師たちの葛藤や医療の現実をリアルに綴る。

第80位 野ブタ。をプロデュース

ベストセラー小説をドラマ化した捻りの利いた異色の青春群像劇。私立隅田川高校2年B組の桐谷修二(亀梨和也)はノリのいい自らを演じることによって、クラスでの人気者のポジションを確立している。そんな修二にとって、とことんウザイ存在としてクラスでも浮きまくっている草野彰(山下智久)には調子を狂わされっぱなしだが、彰は修二のことを親友だと思い込んでいる。そんなある日、小谷信子(堀北真希)という転校生がやって来た。暗くて不気味な信子は早々不良グループからイジメられることに。見かねた修二は彰とともに、イジメられっ子から人気者へと生まれ変わらせるべく、信子をプロデュースすることを引き受ける。

第79位 早海さんと呼ばれる日

4人兄弟の長男と結婚し、男だらけの家庭に入ったヒロイン・優梨子は、家族の誰もが「学歴コンプレックス」「就職難」「男のプライド」など、
同じ屋根の下に暮らしながらも人には言えない悩みを抱えていることに気づく。
一緒に暮らすうちに家族それぞれとの絆が生まれ、優梨子は一家に欠かせない存在へと成長していく。
ドラマ中、日々の生活の中にある風景を誰しもが見つけられるリアルな描写も見どころであり、自分自身も共感できる人物を探しながら、
「家族」「結婚」「仕事」と身近なものに対して同じ目線で一緒に考えられる。

家族の絆とは、共に生きるとはどういうことか、など、近年よりいっそう語られるようになったテーマについて、答えを導いてくれるかもしれない。
家族そろって応援しながら観たくなるドラマ!

第78位 ウォーターボーイズ2



3年前まで女子校で、現在も9割以上が女子生徒である姫乃高校に、勉強も水泳もダメな元水泳部員の水嶋泳吉が転校してくる。その高校には男子の運動部がなく、山本洋介は泳吉と共に水泳部を作ろうとする。しかしタイムを競うだけの水泳ではなく、全員で盛り上がることが出来るシンクロを早乙女に勧められ、シンクロ部を設立する。
女子が権力を握り、シンクロ嫌いの大原夏子、男性の裸に免疫のない越野晴香の両先生がいる姫乃高校では男子部員集めや練習場所・公演場所の確保に苦労する。その他様々な問題に直面するも、それらから逃げずに自分たちの夢に向かって奮闘する。

第77位 夜王

2006年1月~3月、TBS系で放映された、松岡昌宏TOKIO)主演の成長ドラマ。共演は、北村一輝香里奈ほか。原作は、倉科遼(作)、井上紀良(画)による、同名の人気コミック。昨今、注目を集める新宿・歌舞伎町のホストクラブを舞台に、女たちの愛に磨かれて成長していく青年の姿を描き、好評を博した。きらびやかな表層と異なり、内面はシビアで苛烈なホスト業界を自分らしく素直なスタンスで泳いでいく的場遼介(松岡)の姿は、すがすがしくて好もしい。また、遼介がめざすホストクラブ“ロミオ”のナンバーワン・聖也(北村一輝)の圧倒的な存在感と、華麗な立ち居振る舞いにも心を奪われる。それぞれのホストによって異なる“戦術”や、ホストクラブを訪れる女性たちの内面の変化など、多面的に楽しめるポイントが満載。

第76位 左目探偵EYE

新聞配達のアルバイトをしていた田中愛之助(山田涼介)は、袋を背負って走り抜ける大型犬と接触し、転倒。その衝撃で、左目に、『3つの四角形』『飛び立つ鳩』『袋を背負う犬』『少女の顔』などの映像を見る。3ヶ月振りに見えた左目映像に、兄・夢人(横山裕)の新たな犯罪計画が動き始めたことを予感した愛之助は、再び夢人の犯罪計画を阻止するため、事件の調査に乗り出す。

第75位 流れ星

新江ノ島水族館で働く岡田健吾(竹野内豊)はある時、妹・マリア(北乃きい)が難病で肝臓の移植を必要としていることを知る。
だが、ドナー候補の検査に適合できても、親族かその配偶者以外からの臓器提供は法によって厳しく規制されており、健吾自身も移植に不適合であると判明する。
一方イメクラで働く梨沙(上戸彩)は、兄・修一(稲垣吾郎)の作った借金のために自暴自棄になっていた。ある日、健吾は自殺しようとした梨沙を引きとめ、結婚を申し込んだ。
それは、2人の利害関係が一致しただけの、愛のない契約結婚だった。偽りの愛は真実の愛に変わっていくのか、彼らの揺れ動く心の変化が描かれていく。

水族館に勤務する平凡な主人公と、人生に絶望したヒロイン。出会うはずのないふたりが、偶然に出会ったことで、運命の歯車が狂いだす・・・。
そして、ウソからはじまったふたりの関係に愛が生まれたとき、自分の犯した現実に苦しめられる。
生と死、正義と悪、そして真実の愛とは何かをストレートに問いかける、本格的で切ない「究極の」純愛ラブストーリー。

第74位 夜行観覧車

2013年1月、高級住宅街ひばりヶ丘に住む高橋家の夫・弘幸(田中哲司)が自宅で何者かに襲われ、死亡する。直後には次男の慎司(中川大志)が姿を消した。そして妻の淳子(石田ゆり子)も…。おなじくひばりヶ丘に暮らす遠藤家では、娘の彩花(杉咲花)が荒れ、夫の啓介(宮迫博之)も何かに怯えている。 遠藤家と高橋家に何が起こり、何が彼らを変えたのか。そして、殺人事件を追う刑事・結城(高橋克典)が謎にせまる…。

遡ること4年前の2009年、憧れの高級住宅街ひばりヶ丘へ念願叶って一戸建ての家を建て引っ越してきた遠藤家。夢のような生活が始まるかに思われたが、この街は、自治会婦人部が部長の小島さと子(夏木マリ)を中心に街のしきたりや近所づきあいなど全てを仕切り、妻・真弓(鈴木京香)や娘・彩花は、事あるごとに彼女たちから嫌がらせを受ける。唯一の救いは向かいの高橋家。妻の淳子は真弓に気取りなく接し、ひばりヶ丘の先輩として真弓たちを時に救い、家族ぐるみで遠藤家と高橋家は親しくなる。

真弓と淳子は親友のようになり、彩花は高橋家の同学年の息子・慎司に憧れを抱く。だが、中学受験で同じ私立校を彩花と慎司は目指したが、彩花は受験に失敗し、慎司は合格した。その後、この街のシンボルと言うべき観覧車ハーバー・アイが完成。この頃から両家の関係は微妙に変化していく…

第73位 俺の空 刑事編

大川真弓 役に国仲涼子!御前一十三 役に夏菜!武尊善行 役に永井大と、豪華な共演者たちが物語をさらに熱く盛り上げる!!

莫大な資産を持つ御前家の孫娘・一十三(夏菜)と婚約した日本屈指の財閥「安田グループ」の御曹司・安田一平(庄野崎謙)は、自らが追い求める正義を見出すべく、刑事になることを選択。
警視庁京橋警察署に配属された一平は着任初日から、先輩刑事・大川真弓(国仲涼子)の指示で管轄内の運河へ急行する。女子大生の死体が見つかったのだ! 被害者はどうやら命を絶つ寸前に
裸足で走ったらしく、足の裏には無数の傷があった。しかも、その腕には注射痕が…! こんな若い子が、こんな形で… 死体を見た一平は心を痛めながら、綾香の乱れた髪を直してやる。
そのときだ! 一平の目に不可思議なものが飛び込んできた。被害者の首には焼きゴテのようなもので「4」という数字が記されていたのだ。この数字は一体何なのか…!? 一平はさっそく
先輩刑事・田村政春(松重豊)と組んで、捜査を開始。被害者が死亡推定日の前日、3人組の男によって強引にクラブへと引っ張り込まれていたことが判明する…。 やがて、3人組の男の
身元が明らかになった! だが、その中のひとりは"警視庁も手を出せないような大物"と深いつながりのある人物で…!?

第72位 幽かな彼女

「先生の背後に、ヒミツあり。」

主人公は超霊感体質の中学校教師! 相棒は“構ってちゃん"な女地縛霊! !
人間と幽霊の垣根を越えたコンビが繰り広げるハートフル・ラブコメディ! !



主人公は情熱を失いかけた中学教師・神山暁(香取慎吾)。
教師生活12年。過去の“ある問題"をきっかけに、生徒個人の問題には深入りせず、無関心でいることを心掛けている。
また今どきの生徒たちも、教師には“適度な距離"を求めている。そんなドライな今どきの中学校。

表面的には何の問題もないように見えるのだが…事件は親や教師の目の届かないところで起きていたのだ!

そんな無気力な神山暁には、実はある特殊な能力があった。そう、視えるのだ…。

2013年春、転勤に伴い引っ越してきたマンションには、すでに住んでいる女性(?)がいた。
彼女の名前は「アカネ」(杏)。彼女は超無邪気で超おせっかいな幽霊(地縛霊)だったのだ!

第71位 アイムホーム

エリートサラリーマン“だった”家路久。10本の鍵の束を手放せない彼には、自分自身にもわからない謎があった――。

単身赴任先で起きたある事故によって直近5年ほどの記憶が曖昧になってしまった男・家路久(木村拓哉)。
妻も息子もいるものの、なぜか、ふたりとも仮面をかぶったように見えてしまう…。
表情の窺えない妻子に対して愛情があるのかさえわからないことで、久は苦悩。
一方で、久の記憶の中には離婚した前妻と娘への愛着が…。
空白の5年間はどんな日々だったのか――
久はそれを探るため、手元に残った謎の10本の鍵の束を元に、過去の自分を探す旅に出る。

「10本の鍵の束の謎とは?」
「過去の妻子とは何故別れてしまったのか?」
「そして…現在の妻子はなぜ、仮面のように見えるのか?」

鍵を手に、過去に関わった人々たちの家々を訪れ、少しずつ謎を解き明かしていく久の姿を、
ときにコミカルに、ときにハートフルに、そしてときにブラックに描く。

第70位 あなたの隣に誰かいる



松本欧太郎・梓夫婦は、父親の残した家を相続し、郊外の住宅地の一軒家に引っ越す。その住宅街は奇妙な住人や奇妙なルールで溢れていた。更に、奇妙なことが立て続けに起こり、家庭内にも亀裂が走り始めてしまう。

第69位 だいすき!!



主人公、福原柚子は軽度の知的障害がある23歳。柚子は、子供のような純粋さで恋に落ち、結ばれ、妊娠。やがて母親になり、そのひたむきな気持ちを母親や支援者は必死にサポートする。

けれど柚子を待っていたのは、想像よりはるかに辛く厳しい道だった。
“母親” であることが難しいのは誰でも同じ。みんな不安な初心者なのだ。
幼児虐待事件や家族の間で起こる悲しい事件が後を絶たない今だからこそ、懸命に悩んだり笑ったりしながら、“母親”になっていく柚子を通して「子供を生んだから母親になる」のではなく、「子供と成長することで母親になっていく」姿を感じて欲しい。

子どもにとって一番必要なのは愛情ではないだろうか。
どんなトラブルにもへこたれず、我が子の幸せだけを願い、誰にも負けない「だいすき!」という感情でまっすぐに子供を愛しぬく柚子。
この物語は、そんな柚子の子育て感動奮闘記。

第68位 JIN-仁- 完結編



あれから2年―。南方仁は仁友堂で、佐分利祐輔や福田玄孝らと共に江戸の人々の治療に専念していた。
実家を出た橘咲は、公私に渡って仁を支えているが、脚気になった母・栄が心配でならない。野風は横浜で子供たちに手習いを教えているが、花魁だった前身が知られ居づらくなり、仁友堂で働くことになる。
そんなある日、龍馬が京都から仁を訪ねてやってきた。仁に佐久間象山の命を救ってほしいというのだ。京都に龍馬と共に向かう仁。そこは薩摩と長州の戦いの場、戦場だった…。

第67位 Woman



小春(満島ひかり)は、夫の信(小栗旬)を不慮の事故で亡くし、二人の子供・望海(鈴木梨央)と陸(高橋來)を抱えるシングルマザー。
小春は仕事を掛け持ちして必死で働くものの家計は苦しく、生活は困窮する。追い詰められた小春が生活保護申請をするために福祉事務所を訪ねると、
条件が満たされないことを理由に断られる。親族からの援助の有無を聞かれ、親族はいないと答える小春。小春の父は亡くなり、
20年前に小春と父を残して好きな男(健太郎:小林薫)のもとへ走った母の紗千(田中裕子)とは絶縁状態だった。
しかし、福祉事務所が紗千に問い合わせたところ、紗千は小春への援助の意志を示しているという。自分を捨てた母がそんなことを言うはずがない、
と信じられない小春。そして、小春は20年ぶりに紗千と会う決心をする…。

第66位 ブルドクター

自分の大切な人がある日突然死んでしまったら、なぜ死んでしまったのか、真実を知りたいと思いませんか?
いま、日本の「死因究明率」が、先進国中、最低レベルだということを知っていますか?
そして、この日本で実は多くの「犯罪死見逃し」が現実に起きているとしたら・・・。
“人間が受ける最後の医療”とも言われる「死因究明」。
「闇に葬り去られようとしている多くの真実」に切り込み、死の裏に秘められた様々な人間模様を描いていく・・・、そんな「法医学」の世界が今回の物語の舞台です。
愛、絆、憎しみ、裏切り、絶望etc・・・、人間が抱える深い業。そんな、もの言わぬ死者が残した声無き想いを手掛かりに、謎と驚きに満ちたミステリアスな事件を紐解いていきます。
主人公は、周囲の人々とのトラブルを恐れずに、強い信念を持って突き進む、ブルドーザーのような「最強の女」でありながら、家庭では家事や子育てに四苦八苦しちゃうような、等身大の母親。
「死因究明」を通して描かれるヒューマニズムと、仕事と家庭の狭間で葛藤する女性たちのリアルな生き様をお楽しみください。

第65位 恋におちたら

父を亡くした鈴木島男(草彅剛)は、自営していたネジ工場を継いだが、経理の不祥事で破産し会社は倒産してしまう。そのショックで母は倒れ亡くなってしまう。途方にくれた島男は、海外で偶然知り合った大会社「フロンティア」の社長・高柳徹(堤真一)に会いに行く。しかし、名刺一枚だけでアポイントのない島男は、スタッフから要注意人物扱いされ、高柳に会うことさえできない。そこで島男は、そのビルの警備員となり、高柳に会うチャンスを伺うのだった。
ある日、フロンティアのネット新事業の開始日に、サーバがトラブルを起こしてしまう。島男は、警備員としてたまたまフロンティアを訪れ、スタッフにも直せないシステムを、短時間で修復してしまうのだった。高柳はその話を聞き、島男がかつて天才と言われた凄腕プログラマだったことを思い出し、島男を警備会社から引き抜き、正式にフロンティア社員として採用する。そして島男は、しだいに経営者への道に進んでいく。
ストーリー前半では「正義感あふれる島男の葛藤」、中盤では「経営者となった島男の傲慢そして転落」、後半では「買収された企業を奪い返すまで」が描かれている。

第64位 美しき罠~残花繚乱~



3年間の不倫にピリオドを打って、いわくつきの結婚に向かおうとしている34歳のOL・西田りか(田中麗奈)。
美しい妻を持ちながら、りかと長年不倫していた、野心的な一面をもつ54歳の大手企業常務・柏木荘太(村上弘明)。
会社経営者の娘として育ち、何不自由なく夫の荘太と高校生の一人娘と暮らす47歳の主婦・柏木美津子(若村麻由美)。
荘太の親友の弟で柏木家に幼い頃から出入りしており、りかと見合いすることになった33歳の青年実業家・落合圭一(青柳翔)。
この4人の大人のキケンな恋愛劇が複雑に展開していく。

第63位 BOSS



多発する凶悪犯罪に対応するために作られた新部署に集められた一癖も二癖もあるいわく付きの刑事
たち。その“BOSS”に据えられたのはワケありの米国研修から帰ってきた美人女性キャリア(天海祐
希)。社会人、組織人としては不適応な警察のいわば落ちこぼれ集団が難解な事件を新米女性“BOSS
”のもとに取り組んでゆき、やがてひとつのチームになっていくというストーリー。

天海が演じる主人公は、警察キャリアとして頭脳明晰でめちゃめちゃキレて、仕事もできるイイ女。
ただ、犯人の心理はわかっても男心は全く読めないという独身女性です。かつて男のために出世を棒
に振ったことから警察幹部ににらまれ、事実上の左遷として研修に出されていた米国から帰国後、何
故か、多発する凶悪犯罪対策の切り札として新設された警視庁捜査一課特別犯罪対策室のトップに就
任することになるのです。ところがそこに集められたメンバーは、能力はあるものの素行に難のある
警察内の問題児ばかり…。

素行や性格に問題のある落ちこぼれ集団を“BOSS”としてひとつにまとめ上げ、やがては優秀な捜査
チームに成長していくことに。

第62位 きょうは会社休みます。

“こじらせ女子"に舞い降りた人生の奇跡?

彼氏いない歴=処女歴=年齢=30歳のいろいろ残念なOL。そんな彼女が9歳年下のイケてる大学生と付き合うことに!
突然訪れた、処女卒業と初カレ。
お泊り、クリスマスイブ、遊園地、ふたり旅、合鍵、同棲準備…
しかし、やはり残念な“こじらせ女子"がゆえ、いちいち立ちどまる。
騙されてる?私って重い?…不安な日々に過去の卑屈な自分が蘇る。
試行錯誤の失敗を繰り返しつつ、それでも彼と一緒にいたいから…「きょうは会社休みます。

第61位 天皇の料理番



明治の半ば、福井県の少年 秋山篤蔵が出会った一枚のカツレツが人生を決定付ける。
裸一貫で西洋料理の道に進み、パリの一流ホテルで修業し、そののち宮内省の主厨長、いわゆる天皇の料理番として、
日本の料理界の頂点に立った男の苦闘と栄光の軌跡を描く。

第60位 雲の階段



伊豆諸島の過疎の島・美琴島の診療所で事務員として働く三郎(長谷川博己)は所長の村木(大友康平)に頼まれて手術の助手をしていた。
医師免許を持たない三郎が医療行為を行うことに診療所の人々は反発するが、看護師の明子(稲森いずみ)だけは、三郎を温かく見守る。
島が強風に見舞われたある晩、診療所に急患が運ばれてくる。患者は、島に遊びに来ていた女子大生・亜希子(木村文乃)。
しかし、村木は島を留守にしており、強風のため救援のドクターヘリも島に来られない。放っておけば亜希子の命はないという一刻を争う状況で、
三郎が亜希子の手術をすることになるが・・・・・・!

第59位 華麗なる一族

主演・木村拓哉 原作・山崎豊子
TVドラマ史上かつてない壮大なスケールと超豪華なキャスト&スタッフで贈る話題作!
TV未放送映像約90分を収録したディレクターズカット!!
金融再編・・・銀行合併・・・ 非常なる金融社会を背景に親子の葛藤と生き様のぶつかり合いを骨太に描いた“華麗なる”究極の人間ドラマ

“虚構が大波のように現実を超えて迫るリアルな人間ドラマ”。
華麗なる一族』を始めとする山崎豊子作品最大の魅力は、そこにあります。
そして、それが今また、世の人々が山崎作品を求める最大の理由です。
現実の世界でも『華麗なる一族』の世界に勝るとも劣らない激動の時代を迎えています。
そんな現代で、喜び、悲しみ、傷つき、挫折し、裏切られ、這い上がりながら生きている人々は、
このドラマの登場人物たちに共感し、惹きつけられる・・・。
善人が敗れ、悪人が勝つ…
非常で過酷なストーリーの中で、したたかに、たくましく、どこまでも自分に正直に人生を生きている登場人物たちに。

第58位 Dr.コトー診療所2006



2006年2月…南海の孤島、志木那島…。コトーこと五島健助(吉岡秀隆)が、いつものように往
診のため自転車を走らせていると、原剛洋(富岡涼)が、東京の私立中学に合格したとの報せ。安藤
重雄(泉谷しげる)たちは、西山茉莉子(大塚寧々)の店に集まって、我が事のように喜び合う。一
方、島を離れて働く剛洋の父、剛利(時任三郎)は息子のがんばりを誇らしく思いながらも、学費の
問題が重くのしかかっていた。その頃、星野彩佳(柴咲コウ)も東京にいた。春からリハビリの学
校に通うためということになっているが、実は大学病院で診察を受けるための上京。彩佳は、父の
正一(小林薫)にもコトーにも上京の真実を隠していた。

第57位 14才の母



2006年10月~12月、日本テレビ系で放映された志田未来主演のヒューマンドラマ。共演は、田中美佐子生瀬勝久ほか。14歳の女子中学生の妊娠という衝撃的なテーマをかかげ、視聴者のさまざまな議論を呼んだ話題作。未成年の性や男女交際の描き方については賛否両論あるが、志田のひたむきな演技は痛切に見る者の胸を打ち、日ごろ目を背けがちな種々の問題を考えさせられる印象的な作品となった。当事者、親、友人、教師などそれぞれの視点から少女の妊娠・出産という出来事を見つめることができ、視聴者の立場が変化すれば、またちがった感想を抱くことになるかもしれない。――名門・聖鈴女学院に通う一ノ瀬未希(志田)は、14歳の中学2年生。ある日、恋人・桐野智志(三浦春馬)の子どもを身ごもったことを知った彼女は…。

第56位 Dr.コトー診療所



2003年7月~9月、フジテレビ系にて放送されたドラマ。孤島・志木那島の診療所を舞台に、都会から来た医者と島民の交流を通して、離島医療の現場や人々の優しさを描く。出演は吉岡秀隆柴咲コウほか。

第55位 チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋



東城医大病院の救命救急センターは「ジェネラル・ルージュ」と呼ばれる救命医・速水晃一によって束ねられていた。速水は天才で確かな腕を持つカリスマ的存在であったが、一方で患者の治療を優先するがために無理な要求でも押し通し、また手段を選ばない性格から、彼に不満や危機感を抱く者も少なくなかった。
田口はある搬送患者に愚痴外来通院歴があったという偶然から救命救急センターに関わった結果、救急精神医療責任者に任命されてしまう。以後次々と運ばれてくる患者の病気の謎を救命医たちと共に究明しながら、患者や救命医たちの精神的なケアを行っていくことに。
同じ頃、白鳥もまた抜き打ち監査のため救命救急センターにやってきていた。だが速水と医療代理店「メディカル・アソート」の社員・佐々木のただならぬ関係に気づいた白鳥は、監査後も患者と向き合う田口をフォローしつつも、速水の収賄疑惑を独自に調査する。

第54位 ドラゴン桜

徹底したリアリストぶりを貫く三流弁護士から伝授された独自のテクニックによって、偏差値36の落ちこぼれ高校の生徒たちが東大合格を目指す様を描いた異色の学園ドラマ。弁護士の桜木(阿部寛)は倒産処理の任命を受けて、経営難に陥った私立龍山高等学校にやって来る。元暴走族という過去をマスコミに暴露されたために仕事が激減していた桜木は、ここで経営状態を回復させればいっそう自らの汚名返上にかなうと思いつき、創立以来一人も出ていない東大合格者を輩出することによって、学校を進学校に生まれ返らせる再建案をぶち上げる。英語教師の井野(長谷川京子)らの反発をよそに編成された特進クラスには、父親の借金のためにバイトをしている矢島勇介(山下智久)や、地味で目立たない水野直美(長澤まさみ)ら5人が集められた。ここに東大合格を目指しての勉強の日々がはじまる。
型破りながらも的を射た受験テクニック、その勉強法の数々は目から鱗の面白さ。そのいずれも受験のみならず、社会を生き抜く上での処世術としても大いに参考になるあたりが、このドラマに普遍的な興味を加味させているところである。世の中に越えられない壁はないと桜木に言い切られてしまうと、奇妙なほどに勇気が沸いてきて、何だって出来る気がしてくるから不思議だ。

第53位 デカワンコ

フリフリファッションで天然ボケ、しかし一度嗅いだ匂いは絶対に忘れないという警察犬ばりの嗅覚を持つ新米女刑事が、体当たり捜査で次々と事件を解決へと導いていく姿を描く。

第52位 不毛地帯

第二次大戦中、大本営の参謀として作戦立案にあたっていた壹岐正(唐沢寿明)は、終戦後、満州
ソ連軍に拘束される。戦犯としてソ連の軍事裁判にかけられた壹岐は、強制労働25年の刑を宣告され
ると、一度送られたら二度と生きて帰ることはできないといわれたシベリア極北の流刑地ラゾに送ら
れてしまう。11 年もの長きに渡って過酷な強制労働に耐え抜いた壹岐は、昭和31年に帰国する。そ
れからの2年間、壹岐は、強制労働によってむしばまれた体の回復と、シベリアから一緒に帰国した
部下たちの就職の世話に専念した。その間は、妻の佳子(和久井映見)が大阪府庁民生課で働きなが
ら家計を支えていた。そんなある日、壹岐のもとに、士官学校時代からの親友で、防衛庁の空将補で
ある川又伊佐雄(柳葉敏郎)がやってくる。川又は、この国を守るために一緒に働いてほしい、と壹
岐を防衛庁に誘った。しかし壹岐は、自らが関わった作戦により、多くの兵士や民間人を死なせてし
まった責任から、川又の誘いを断った。壹岐は、部下たちの就職が片付いたのを機に、かねてから誘
われていた近畿商事への就職を決意する。近畿商事は繊維を中心に扱う商社だが、経済の発展を見越
して、重工業化・国際化を推進しようとしていた。社長の大門一三(原田芳雄)に会った壹岐は、軍
人時代のコネや肩書きを一切利用しないことを条件に、近畿商事に入社し、社長室嘱託として繊維部
で働き始めるが…。

第51位 同窓会~ラブアゲイン症候群



30年ぶりに同窓会で再会した、同じ中学校の卒業生。
ひとりは平凡な子持ち主婦、ひとりは妻子ある刑事、ひとりは起業家の妻でヒルズ族、そしてもうひとりは離婚寸前のジャーナリスト。
そんな彼らを主人公に、ヒットメーカー・井上由美子が完全オリジナルで放つ大人のラブ・ミステリー「同窓会~ラブ・アゲイン症候群」。
同窓会で再会した4人の男女が巻き込まれていく"嵐"とは・・・!?

第50位 医龍 Team Medical Dragon



日本の医療に革命を起こす最後のヒーロー朝田龍太郎、通称「医龍」。
かつて難民キャンプで世界レベルの救命医療チーム「チーム・メディカル・ドラゴン」のリーダーだった男。
そんな抜群の腕を持つ天才外科医が、大学病院の病巣に次々とメスを入れ、大きな権力に立ち向う。
やがて彼の一見破天荒に見える行動に引きづられるように、医局の中に難関とされる
バチスタ手術の為のチームが形作られていく。

医龍』は単なる医者ものではない。今、時代に最も求められているヒーローものであり、
誰もが夢見るドリームチームの形成物語であり、最新の医療問題を描く社会派的な視点をも併せ持つ、
正に極上のエンターテインメントである。
朝田龍太郎…果たして彼こそが日本の医療を救うのか?

第49位 女帝



金と権力を振りかざして自分と母を追い詰めた男に復習を誓った少女・立花彩香の壮絶な生きざまを描いた物語で、「のしあがっちゃるけん!」と決意を固くする加藤の表情が見もの。本作は、加藤の連続ドラマ初主演作でもあり、これまで愛らしい役柄の多かった彼女が新境地を拓いた記念すべき作品である。女性の武器を巧みに操り、男たちの上に君臨していく彩香を演じる加藤の姿は、実に新鮮。また、気骨のある彩香に惹かれ、彼女をサポートするようになる伊達直人(松田)のクールな魅力も特筆に価する。彩香が夜の街で咲き誇る大輪の華になるまで、ぜひとも見届けたくなる。

第48位 昼顔~平日午後3時の恋人たち~



笹本紗和(上戸彩)は、結婚5年目の主婦。家具メーカーに勤務する夫・俊介(鈴木浩介)と平凡ながら幸せな日々を送っている。
ある日、スーパーのパートを終えた紗和は、客として店に来ていた滝川利佳子(吉瀬美智子)から不倫のアリバイ作りへの協力を頼まれる。
利佳子は最近この街に引っ越してきたばかりで、大手出版社の女性誌編集長をしている夫の徹(木下ほうか)、ふたりの娘と新築の一軒家で裕福な暮らしをしている。
だが、実は彼女は、平日の昼間にドライに不倫を繰り返している、いわゆる“平日昼顔妻"だった。
この日も萩原智也(淵上泰史)という若い男と不倫をしていた利佳子は、スーパーの駐車場で車上荒らしに遭ってしまい、とっさに紗和を利用したのだ。
利佳子にある弱みを握られていた紗和は、その要求を断ることができなかった。
警察で事情を聞かれた紗和は、利佳子とは友人で、仕事の後に知り合いの智也と一緒に彼女と会う約束をしていたと嘘をつく。
そこに、車上荒らしをした高校生・木下啓太(健太郎)が、担任教師の北野裕一郎(斎藤工)と一緒にやってくる。
北野の謝罪を受けた利佳子は、示談でいいと彼に告げ…。

その夜、紗和のもとに利佳子から電話が入る。昼間のトラブルを聞いた徹が、迷惑をかけてしまったことを紗和に謝りたいのだという。
徹と話した後、紗和は、北野と示談の話し合いをすることになったからあなたも来てほしい、と利佳子から頼まれる。
数日後、紗和は、示談の話し合いをするために指定されたホテルを訪れる。
やってきた北野は、事件を起こした生徒の家庭には事情があるため、自分が対応すると紗和たちに説明した。
そんな北野に、親がこないのでは誠意が感じられないと言って示談書を突き返す利佳子。

第47位 曲げられない女



荻原早紀(菅野美穂)、 32歳、独身。法律事務所でパラリーガル(見習い)をしながら司法試験を目指しているが9年も惨敗中。周りからは「あきらめて結婚しろ」と勧められているが、彼女は信念を持ち、物事すべてをきちんとしないと気が済まない“曲げられない女”だった。
ある日彼女は偶然、高校の同級生だった璃子(永作博美)と再会する。セレブな専業主婦の璃子は、早紀と恋人の弁護士・正登(塚本高史)の結婚をお膳立てしようとする。正登にプロポーズされ、さらに「結婚に夢を持つな」という光輝(谷原章介)に出会い、曲げられなかった自分の道に迷いを持ち始める早紀。そしてついに早紀が正登に返事をしようとしたそのとき、早紀は....

第46位 とんび



ひたすら我が子の幸せだけを願いながら、愛とゲンコツで息子を育てあげ賢明に生きる、日本一バカで愛すべき父・ヤスと息子・アキラの感涙物語。

内海に面した街、備後市。二十八歳のヤスは、待望の長男アキラが誕生し、生涯最高の喜びに浸っていた。
愛妻、美佐子と我が子の成長を見守り、幸せをかみ締める日々。それは、幼い頃に親と離別したヤスにとって、ようやく手に入れた「家族」のぬくもりだった。
しかし、その幸福は、突然の悲劇によって打ち砕かれてしまう。

第45位 のだめカンタービレ



指揮者を目指す音大生千秋真一は、恵まれた音楽の才能を持ちながらも、自身
の将来について思い悩む日々を過ごしていた。担当教授との口論、おまけに別
れた恋人から手厳しい言葉を浴びたりと、すっかり自暴自棄になっていた。そ
んなある日、千秋はゴミだらけの部屋の中、美しいピアノソナタを奏でるある
女性の姿を目にする。それが千秋と野田恵(通称:のだめ)との出会いだった
。変わり者ののだめの言動にあきれる一方で、彼女の持つピアノの才能を感じ
た千秋は、のだめや大学内、オーケストラの面々との交流を深めてゆく。音楽
を通じて、彼ら自身の成長が描かれる、今までにないクラシックコメディーだ。

第44位 必殺仕事人2009

2007年7月にスペシャルドラマとして復活し、大好評を博した『必殺仕事人』が、東山紀之、松
岡昌宏、大倉忠義、そして藤田まことら、超豪華キャスト陣もそのままに帰ってくる!!

必殺シリーズ”第1弾『必殺仕掛人』がスタートしたのは1972年9月のこと。依頼人から金を
もらって弱者の恨みを晴らすプロの殺し屋という設定が評判を呼び、1992年3月に終了した『必
殺仕事人 激突!』までに30作ものシリーズが制作された。その“必殺シリーズ”の中でも、特に
人気の高かった『必殺仕事人』が登場したのが1979年。その30周年を記念して、2009年1
月4日(日)に放送されるのが、スペシャルドラマ『必殺仕事人2009』だ。さらに、1月9日(
金)からは連続ドラマもスタート!! “必殺シリーズ”満を持しての完全復活となる。

超豪華キャスト扮する新旧仕事人の面々が、世間にはびこる悪を討つ!!

第43位 小公女セイラ

小説家フランシス・バーネットが1887年に発表した世界的に有名な児童文学作品、『小公女セーラ』。
アメリカでは4度も映画化され、日本においては1985年にテレビアニメ作品
世界名作劇場小公女セーラ』が大ヒットした、まさに母から子へ語り継がれる名作です。

ドラマは、その不朽の名作を原作とした現代版ストーリー。主人公・黒田セイラは代々続く裕福な
家庭に生まれ、何不自由なく暮らしてきたお嬢様だったが、父親の突然の死によって突如貧しくつら
い学院の召使になってしまう。
そんな過酷な運命に翻弄されながらも、誇りを失わずに立ち向かっていく少女のけなげな姿を描く。

第42位 ルーズヴェルト・ゲーム



中堅精密機器メーカーの青島製作所。不況のあおりを受け厳しい財政状況の中、
社長の細川(唐沢寿明)は年間3億円もの維持費がかかる野球部を廃部にすることを決意。
しかし、野球部は創業者で現会長の青島(山崎 努)が創設したため、簡単には廃部にできない。
また、専務の笹井(江口洋介)を筆頭とした生え抜きの役員たちを差し置いて
中途採用5年目で社長に抜擢された細川には社内の味方が秘書の有紗(檀 れい)しかいない。
そんな中、大手取引先のジャパニクスの諸田(香川照之)から8割もの減産調整の要求をされた細川。
しかし、その情報が何者かによってメインバンクの白水銀行にリークされていたため、融資交渉が難航する。
その裏にはライバル会社・イツワ電器の坂東(立川談春)の影が…。
さらに、野球部の監督と主力選手がイツワ電器へ引き抜かれていたことが分かる!
互いに点を取り合うシーソーゲームか、それとも大量の点差を一気にひっくり返す逆転ゲームかーー。
勝負は試合終了後まで分からない。 辞令、奇跡を起こせ。逆転せよ!

第41位 CHANGE

小学校の教師だった一人の青年・朝倉啓太が、不慮の事故で衆議院議員だった父を亡くし、父の後継者として補欠選挙に出馬・当選し、総裁選を経て内閣総理大臣となり、政界で奮闘する姿を描く。
キャッチコピーは「日本を変えるのは、あなたかもしれない。」

第40位 特命係長 只野仁 サード・シーズン

人気シリーズもこれで3度目。
そろそろネタも無くなってきたかと思わせることもなく、いつも通りに男と女のかみ合った(絡み合った)ドラマを楽しめる。
毎日が仕事でいっぱいな男、まだ女でいたい女にぜひとも勧めたい。
恋人や夫婦同士で見れば、夜の営みもうまくいのではないだろうか?

第39位 大奥 ~第一章~



2004年10月~12月、フジテレビ系で放映された、松下由樹主演の愛憎ドラマ。松下は、三代将軍徳川家光の乳母で、存在感あふれる女帝“春日局”役を務めた。共演は、高島礼子瀬戸朝香星野真里ほか。女たちの戦いの場として定着していく“大奥”のなりたちに主眼を置いて描いており、この後の時代を描いた大奥ドラマの前日譚として見るとさらに楽しみが深まる。強さ、したたかさ、ねたみ深さ、繊細さなど、女性のもつ特性をさまざまな女優たちがそれぞれの味わいで演じており、同性としては首肯しながら、異性としてはややおそろしく感じながら物語に引き込まれていく。特に、春日局(松下)と、家光の生母・お江与(高島)の迫力あふれる攻防戦は見もの。また、豪華で美々しい風景や、雅やかな衣装も必見のポイントだ。

第38位 ファースト・クラス

ファッション業界で働くことを夢見ながら、下町の衣料材料店で日々地味にボタンや生地を売っていた主人公、
沢尻エリカ演じる吉成ちなみは、ふとしたことから自分には縁のない世界だと思っていたファッション雑誌の編集部で働くことになった。
見たことのないキラキラした世界・・・。そう期待を胸に新たな世界の扉を開けたが、
そこにあったのは日々女たちがお互いを捕食しあう恐ろしき伏魔殿・・・。
一生雑用の底辺から雑誌や広告を自由自在に操る最高層まで、高低差が激しい業界。
そして日々ランキングが変わる滑稽な女の世界“マウンティング"=“人間の格付け"・・・。
この厳しいピラミッドの中で生き抜く唯一の方法は、“ファースト・クラス"の地位を得ること。
そんな滑稽だけど真剣な“女の世界"で、ちなみは仕事・恋・経済状況・・・と、どんな地位を築いていくのか?
このファッション地獄で幸せをつかめるのだろうか?

第37位 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン



石黒賢が言う「ふるさとは遠きにありて思うもの」とはまさにその通りで、いざ一緒に住み始めてみるとおかんという生き物はうざい事だらけ。部屋で仕事をしている時に聞こえてくる、おかんのテレビを見ながらの大きな笑い声。
これはかなりカンにさわります(本当によくわかる)自分が用意した家で勝手にごはんをふるまい、色んな人と自分をとびこえて関係をもち知り合いになり、自分が出かける時「いつ帰るん「どこ行くん「ごはんは」と聞きまくる。
おかんにはそれが普通の事であっても、都会で一人の生活に慣れ、自分の城と環境とペースを持ってしまった者にとってはわずらわしい以外の何ものでもないのです。
マー君以外のひとたちはおかんのごはんをありがたがり、うちとけ、「マー君もうちょっと優しくしてやったらどう」という感想をもつ。見ている視聴者にも。
でも子供って、当の本人になると自分の親には信じられないくらい冷たくなれるし、うざくなるし、ひどい事を言ってしまう。そしてその後はげしく後悔したりする。一番突き放すのも見捨てられないのも親子同士。
そして視聴者は周囲にもマー君にもどちらにも共感できるのです。

第36位 ヤスコとケンジ

●元暴走族総長で現少女漫画家のケンジは、妹を守ることに命をかける、不器用だけれどまっすぐな男。そんなケンジを10年以上思い続けながらも素直になれず、ケンジの前に出ると心とは裏腹の言葉で罵倒してしまう、元レディース総長のエリカ。
過干渉な兄・ケンジに辟易し、日々兄妹バトルを繰り広げつつも、心の底では兄を信頼している妹・ヤスコ。エリカの弟で、ヤスコが淡い恋心を抱く、優等生でスポーツ万能のイケメン高校生・純。
愛すべき2組の兄妹〈姉弟〉が織り成す、家族の絆、そして一筋縄ではいかないラブストーリーを描いた、笑って泣ける爽快なホームコメディー。

第35位 ドクターX ~外科医・大門未知子~2



成功率や生存率が低く、術式が確立されていない危険なオペにも、臆することなく挑戦する医師たち。
彼らは敬意と皮肉を込めてこう呼ばれている ―― 命を天秤にかける悪魔の外科医。またの名を「ドクターX」。
そんなドクターXの一人・米倉演じる大門未知子が、病院組織を舞台に数々の騒動を巻き起こしながらも、
外科医の本質である手術や治療に一切の妥協を許さず突き進んだ前作。
今作も、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけを武器に戦う型破りなヒロインの活躍が、
閉塞感に包まれた日常に風穴を開ける。

未知子が今作で乗り込むのは、前作の舞台、帝都医科大学付属病院・第三分院の本院!
“支店"と呼ばれる分院に対し、“本店"と呼ばれる巨大組織のトップだ。
昨今、大学病院の医局は弱体化し、医者のヒエラルキーは崩壊。
命のやりとりをする医療も、ついに弱肉強食の時代に突入した。過酷な労働条件から外科医のなり手は激減。
そこに現れたのが、未知子のようなフリーランス医師たちだ。
だが、そんな弱肉強食の時代だからこそ、崩れかけた巨塔にしがみつく者もいる。権力を思うままに操る者。その権力におびえる者。
彼らの合い言葉は「御意」。逆らう者に明日はない世界――。
前回の規模を大きくしのぐ強大な敵陣を相手に、異色・孤高・反骨のフリーランス天才外科医・大門未知子が、
新たなる旋風を巻き起こす、本格医療ドラマ!

第34位 花より男子

セレブなお嬢様お坊ちゃまのための有名校に通う雑草娘と大金持ちの御曹司4人が繰り広げる、愛と友情の学園ドラマ。お金持ちしか通えない超がつくほどの名門私立高校・英徳学園に親の見栄で通っている牧野つくし井上真央)は、学校の雰囲気になじめずに自分を押し殺して学園生活を送っていた。学内では容姿端麗にして桁違いの大金持ちの御曹司である道明寺司松本潤)、花沢類(小栗旬)、西門総二郎(松田翔太)、美作あきら(阿部力)の4人組、F4が幅を利かせていて、誰も逆らうことができない。ある日、司に因縁をつけられた転校生の桜子(佐藤めぐみ)をかばったことをきっかけに、いじめのターゲットになってしまったつくしはついに怒り爆発。司に対して宣戦布告するのだったが……。
台湾での連続ドラマによってアジア中で大人気となった同名コミックが逆輸入される形でドラマ化。原作のエピソードをおいしいとこ取りしているために、全体にダイジェスト版的な慌しさも感じさせるが、それだけに展開がスピーディーで飽きさせないとも言える。つくしと司の掛け合いは微笑ましいほどにピュアかつ元気いっぱい。逆境にめげることなく正義を貫こうとするつくしを演じる井上真央は、まさにはまり役である。

第33位 マイ☆ボス マイ☆ヒーロー

2006年6月~9月、日本テレビ系で放映されたTOKIO長瀬智也主演の学園コメディー。共演は、田中聖KAT-TUN)、手越祐也(NEWS)。オリジナルは、チョン・ジュノ主演の韓国映画マイ・ボス・マイ・ヒーロー』だが、リメイクにあたり大幅に設定をチェンジし、日本版ならではのユニークな世界を作り上げることに成功した。毎回、CGによる趣向をこらした演出も楽しく、番組を大きく盛り上げている。関東鋭牙会の若頭・榊真喜男(長瀬智也)は、小学生以下の学力しかもたないヤンチャ者。ある日、彼の将来を憂えた父から「跡を継ぎたければ、高校を卒業しろ」と言い渡された真喜男は、10歳も下の学友たちと高校生活を始めることになるが…!?

第32位 斉藤さん



他人の迷惑を省みない若者や所構わず騒ぎ散らす子どもたち、そして、それを叱りもしない無神経な保護者……。そんな世の中にはびこる腹立たしいことに敢然と立ち向かっていく主婦・斉藤さん。そんな、孤立をおそれず、群れず、へつらわず生きていく女性の凛とした生き方を描いたドラマ『斉藤さん』です。

第31位 SP エスピー 警視庁警備部警護課第四係

“動く壁”となって要人の警護にあたる警視庁警備部警護課第四係の面々の死闘と苦悩を描いた物語で、複雑に絡み合った人間関係や疑惑の闇から目が離せなくなる好作品。岡田の身体を張った格闘シーン、容疑者との息づまる頭脳戦など、手に汗握るエピソードがふんだんにちりばめられており、観るほどに次の展開が待ち遠しくなる。物語の細部までじっくりと見直すことで、張り巡らされた伏線のかけらを見つける楽しみもある。――幼いころ目の前で両親を殺された井上薫(岡田)は、その体験から異常に鋭敏な五感をもっていた。成長した彼は、尾形総一郎(堤)のもと、“SP”となり……。

第30位 ラスト・シンデレラ



女性であることを忘れてしまうほど、なりふり構わず仕事に没頭する現代の女性たち。
そんな彼女たちの中には、過労やホルモンバランスの崩れから髪の毛が薄くなったり、
男性のような濃いヒゲが生えてきた、という人も少なくない。
29歳の時には、「結婚」か「仕事」かで悩めば良かったけれど、39歳ともなるとそれらに加え、
「出産」「離婚」「介護」「転職」など様々な選択と悩みとタイムリミットが押し寄せてくる・・・。
そんな不器用だけど、パワフルにエネルギッシュに頑張る“オス化女子"たちの実態をリアルに描く。
物語の主人公で39歳の“オス化女子"遠山桜役には、
フジテレビ連続ドラマには『アンフェア』2006年)以来約7年ぶりとなる篠原涼子
そんな桜がとあるパーティーで出会い惹かれていく年下のイケメンの佐伯広斗役を演じるのは、
爽やかな魅力と確かな演技力を併せ持つ三浦春馬
さらに、桜とは何でも言い合える、男女の枠を超えた関係の立花凛太郎役には、
最近さらに大人の色気と俳優としての深みが増してきた藤木直人
また、桜の親友で専業主婦、姑との関係と夫とのセックスレスに悩む武内美樹役には大塚寧々。
桜の親友でフェロモンを撒き散らす肉食女子・長谷川志麻役には飯島直子
凛太郎に恋をしているお嬢様の大神千代子役には菜々緒など、
豪華でフレッシュな顔ぶれが花を添える。

この豪華キャスト陣で、現代女性たちのリアルな姿とそれを取り巻く人たちの様々な人間模様を描く!

第29位 Mother



鈴原奈緒(松雪泰子)は、30歳半ばに至るまで恋人も作らず結婚もせず、室蘭の大学でひたすら渡り鳥の研究に励んでいた。
そんな中、突然大学の研究室が閉鎖され、奈緒は仕方なく近隣の小学校で理科の教師となった。
ある日、産休の教師の代わりに一年生の担任を任された奈緒は、クラスの中で浮いた存在の道木怜南(芦田愛菜)と出会う。
幼いくせに、どこか自分を見透かしているような怜南が苦手だったが、怜南は無愛想な奈緒のことを慕ってきた。
風変わりな怜南と接しているうちに、奈緒は気づく。
彼女の身体にいくつか痣があることを。
それが何を意味するのか、奈緒は直感でわかった。周囲の大人たちは見て見ぬフリをしていた。
始めは奈緒も傍観する大人の一人だった。
だが、そんな奈緒がある事件をきっかけに、重大な決意をする。
怜南を誘拐し彼女の母親になることを…。

第28位 家族ゲーム

「壊れるまで、キミと向きあおう。」
“次男の成績が悪い"という問題を抱えた沼田一家。
父・沼田一茂(板尾創路)と母・佳代子(鈴木保奈美)は
インターネットで見つけた“東大合格率100%の天才家庭教師! "と いう広告に最後の望みをかけ、
その広告を出している“天才家庭教師"吉本荒野(櫻井 翔)に連絡。
沼田家には二人の息子がいた。兄・沼田慎一(神木隆之介)は秀才。弟・沼田茂之(浦上晟周)は落ちこぼれ。
吉本荒野の教え子はこの次男・茂之だ。
高校進学すら危うい落ちこぼれ、おまけに現在引きこもり中、という茂之。
吉本にかせられたのは茂之を復学 させて、長男の慎一が通う県内トップの名門校に進学させるこということであった。
見た目はイケメンだが突拍子もない言動で周囲を翻弄する吉本は、予測不可能な変人プロ家庭教師。
学校でいじめられ、唯一 の親友にも裏切られて 引きこもりになってしまった茂之に、どんな教育をするのでしょうか?
誰も想像のつかない方法で吉本は茂之を教育し、更には沼田家全員に影響を与えていき ます。
吉本の教育の目的は???
不気味で何を考えているかわからない吉本荒野が家庭教師という職業を通じて教え子とその家族を変えていく、
いままで見た ことのないような“教育"と“家族"のドラマがスタート。

第27位 泣かないと決めた日

連続ドラマで新人OL・美樹(榮倉奈々)が配属された大手商社の海外食品部で、壮絶なイジメに遭いながらもそこから這い上がっていくまでを描いたが、
スペシャルドラマで描かれるのは入社2年目の美樹の姿。
ひとまわり逞しくなった美樹は、なんと花形部署である「秘書室」へ大抜擢されるが、秘書室のリーダーでまさに「無敵の女王様」の辰巳絵里奈(佐藤江梨子)を筆頭に、
同僚の秘書たちから、今まで以上の壮絶なハラスメントを受け、まさに「生き地獄」に陥ってしまう…。

第26位 BORDER



捜査中に頭に銃弾を受け、生死の境を彷徨った、警視庁捜査1課刑事・石川安吾
奇跡的に弾丸を頭部に抱えたまま生き延びた彼は予想もしない特殊能力を手にすることとなる。
それは・・・「死者と会話ができる」能力。
弾丸を摘出しなければ、石川はいずれ死ぬ。手術をしても、助かる可能性は低い。
石川は手術を受けず、残された時間を他人を救うために使う決断をする。
被害者=死体の声が聞こえる刑事の、普通ではない捜査が始まった。
しかし、死者と話せるタイムリミットはその死体が荼毘に付されるまで。
被害者の証言から犯人を聞き出せても、証拠がなければ犯人を捕らえることができない。
死者の声は石川にしか聞こえない。
外部にユニークな協力者を多数得ながらも、警察組織の中ではひとり、石川の孤独な闘いが始まった。

第25位 DOCTORS 最強の名医

端正なマスクと優しく患者に接する天才外科医だが、裏では人を脅し、
追い込むなど手段を選ばない二面性を持った相良浩介(沢村一樹)。
それに敵対する森山卓(高嶋政伸)や、内科医の皆川和枝(伊藤蘭)、看護師の宮部佐知(比嘉愛未)、
院長の堂上たまき(野際陽子)など豪華キャストが集結!

相良は果たして良い医者なのか?悪い医者なのか?

第24位 オレンジデイズ



人生の岐路に立つ5人の大学4年生たちが織りなす甘くせつないオレンジな日々をつづった青春グラフィティ。
就職活動に苦戦中の櫂(妻夫木聡)は、はじめから就職する気のない翔平(成宮寛貴)やすでに内定をもらっている啓太(瑛太)らと最後のキャンパスライフを送っている。構内でバイオリンを弾く沙絵(柴咲コウ)に一目惚れした奥手の啓太は、プレイボーイの翔平に頼んでデートをセッティングしてもらうのだが、沙絵が聾唖者だと知らされて逃げ出してしまう。櫂は仕方なくその代役として沙絵とデートすることになる。
同じく北川悦吏子脚本作である『愛していると言ってくれ』のセルフパロディ的な要素も随所に見られるが、物語はむしろ平凡な若者たちの群像劇的な趣が強い。ヴァイオリニストとしての将来を期待されながら病気で聴力を失ってしまい、その道を閉ざされてしまってからは何につけても頑になってしまう沙絵。そんな薄幸のヒロイン像からは想像できないような、沙絵が使う手話には下品な言葉や挑発的な発言が盛りだくさんでちょっとビックリだが、プライドの高さはそのままにわがままで勝気という沙絵のキャラクターは、そのギャップゆえに櫂に心を開いていく過程ではいっそうチャーミングに映る。

第23位 花ざかりの君たちへ  イケメン♂パラダイス

日本中のイケメンが集まる全寮制男子校・桜咲学園。そんな全校生徒がイケメンのパラダイスに、あ
る日、一人の女の子が男を装って舞い込んだ!?
堀北真希演じるアメリカ育ちの帰国子女・芦屋瑞稀は、中学生時代に、将来を有望視されていた走り
高跳びの選手、小栗旬演じる佐野泉に一目ぼれ。しかし、佐野はある事件をきっかけに跳ぶことをや
めていた。瑞稀はそんな彼をもう一度跳ばせたい一心で、髪の毛をばっさり切り、分厚いベストで胸
をつぶして男子生徒になりすまし、佐野の通う全寮制男子校に編入を決意! しかも佐野と同室で生
活することになり!? また、サッカー部員、生田斗真演じる中津秀一とも親しくなり3人は親友に
。しかし、中津はいつしか瑞稀に恋心を抱くようになり、また佐野も……。
男が男に恋?! 乙女の男装入学が巻き起こす大混乱と大波乱……! はたして瑞稀は女だとバレずに学園生活できるのか?
若さが炸裂する究極の学園青春ラブコディー!!

第22位 アイシテル~海容~



少年が少年を殺めてしまうという悲しい事件と向き合うことになった、被害者と加害者、それぞれの家族を真っ向から描いたドラマ『アイシテル-海容-』。
どこにでもある普通の家庭が、ひとつの事件によって、運命を大きく狂わされていく──。
そんな家族の苦悩をしっかりと見据え、登場人物たちの心の動きや、そこで起きるさまざまなエピソード、
そしてその中から新たに生まれるものを丁寧に描き、視聴者に多くの感動を与えたドラマ。

第21位 ドクターX ~外科医・大門未知子~



天才的な腕を持ちながら組織に属さず、病院を渡り歩くさすらいの女外科医。
群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけが彼女の武器・・・
そんなクールでタフなスーパードクター、大門未知子。
一切が謎に包まれ、ただ彼女の名前“未知"子から、その女は「ドクターX」と呼ばれる―
日本の医療でも最高峰といわれている大学病院は魑魅魍魎たちの巣窟である。
医局制度の崩壊というカオスの中、その生き残りマッチは激しさを増すばかり。
そんなそびえたつ白い巨塔である大学病院にやってきた、フリー外科医・大門未知子。
大学病院内では、教授の椅子を虎視眈々と狙う私設秘書と愛人関係にある准教授。
患者を金儲けの道具としか見ていないスーパードクター。さらに、本院への返り咲き計画を画策する新院長。
大学病院のルール完全無視の異端児・大門未知子は、彼らにとって、いけ好かない邪魔な存在であり、同時に脅威でもあった。
そんな彼女を陥れるための見えない包囲網が、大学病院内で結成されていく・・・
医療と金、医局と人脈が切り離せない中、一人のフリー女医の戦いを描く、必見の本格医療ドラマ!

第20位 GOOD LUCK!!

木村拓哉扮する若き国際線旅客機の副操縦士を主人公に、パイロット、CA、整備士といった空に熱い思いをはせる人々の人間模様を描いた超話題作。子どものころから憧れていたパイロットになる夢をかなえた新海元(木村拓哉)は、現在キャプテンを目指して、コーパイと呼ばれる副操縦士を務めている。そんな新海と事あるごとに衝突する整備士の歩実(柴咲コウ)もまた、飛行機に対する思いでは決して彼に引けをとらず…。
オープニングから急発進すると、その後の展開への期待感はいきなり最高潮へ。ドラマにいったん乗りこんだら最後。ゴージャス極まりないタイトルバックに至るまで、一気呵成に見せきるテンポのよさは実に爽快だ。単なるオールスターキャストのドラマにとどまらない、主人公にさまざまな試練を与えるあたりのビターテイストは、脚本家・井上由美子の面目躍如たるところ。冷静沈着で仕事に厳しい完璧主義者、香田(堤真一)と新海との男と男の熱きぶつかり合いは、とりわけ必見!

第19位 ごくせん 2005

おさげ髪にジャージ姿が凛々しい熱血教師・ヤンクミが八面六臂の大活躍を見せる、仲間由紀恵主演の学園ドラマのシリーズ第2弾。かつて勤めていた白金学院閉校後、大江戸一家三代目・黒田龍一郎(宇津井健)の孫娘であるヤンクミこと山口久美子(仲間由紀恵)は実家が任侠一家であることを知られてしまっために、採用してくれる学校がなくなっていた。ところが、書類の手違いのおかげでかつての天敵・猿渡(生瀬勝久)が再び教頭を勤める優良男子校・黒銀学院に赴任することになる。ヤンクミが担任を任されたのは、問題児ばかりが集められた不良の巣窟である3年D組。リーダーの矢吹隼人(赤西仁)を筆頭に、悪ガキたちはヤンクミの言うことにはことごとく反抗する。与えられた任期は卒業までの3ヶ月、まずヤンクミは不登校で悪い仲間と付き合っている小田切竜(亀梨和也)に対して学校に来るよう説得するのだが……。
高視聴率を受けて制作されたこのパート2は、前作を上回る視聴率をはじき出してシリーズに更なる箔をつけた。歯切れのいいタンカと大立ち回りでかわいい生徒たちに愛の渇を入れるヤンクミというキャラクターは、仲間由紀恵にとってまさに当たり役となった感。各話によってドラマの出来ばえにはバラつきがあるが、かつての様々な学園ドラマとも違う、突き抜けた爽快感にはいっそうに磨きがかかっている

第18位 ドクターX~外科医・大門未知子~3



群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけを武器に、
成功率や生存率が低く、術式が確立されていない危険なオペにも、臆することなく挑戦する大門未知子。

金と欲にまみれた病院組織に鋭いメスを入れながら、患者の命を救うことを第一優先に邁進してきた彼女が、今回派遣されるのは…
「国立高度医療センター」――
日本最高峰の医療技術を世界に示すべく、国が威信をかけて作った“日本医学界の頂点に君臨する特定機能病院"だ。
しかし、その実態は…
東西を代表する「東帝大学病院」と「西京大学病院」による覇権争いの場!
そんな中、未知子は「目の前の命を救う。それを自分の命ある限り、続けるだけ」という確固たる信念に従い、突き進んでいく…。
医術は“誰のものか"ではない。“誰のためにあるのか"である――
そんな医療の真髄を提示する、未知子の“痛快かつ気高き戦い"。
一瞬たりとも目が離せない『ドクターX』史上最大の戦いが、遂に始まる…!

第17位 名前をなくした女神


小学校の「お受験」を軸に、5人の「ママ友」の間で繰り広げられる複雑な人間関係。そこは、友情、嫉妬、見え、ウワサ、建前、ウソ、裏切りが、目まぐるしく交錯する、
一度入ったら抜け出せない「ママ友地獄」。卒業、就職、結婚、出産で終わると思っていた女の闘い。しかし、待ち受けていたのは「ママ友」、「お受験」という新たな闘いだった。
幸せを模索する全ての女性たちへ贈る、女性の女性による女性のための、衝撃の社会派ドラマ。

第16位 僕の生きる道

余命一年と宣告された高校の生物教師が、死の恐怖と直面し向き合う中で、生きることの真の意味を見出していく静かなる感動編。ここに描かれる理想的な死出の旅は、あまりにも過酷でせつない。しかし、そんな過酷と反比例するかのように、ドラマは歩みを進めるほどに静かな幸福感で満たされていく。何気ない台詞ひとつひとつから誠実がにじむ脚本と、抑制の効いた演出のトーンとが、絶妙のバランスでこのドラマの真実味を形作っている。
死を目前にして、何かしらの自分を懸命に刻印しようとする成り行きは、黒澤の『生きる』にイコールだが、日常を丁寧につむいだ演出は小津調だったりするねじじれぶりが面白い。聖職者のような神々しさを放つ草彅剛と、凛とした健気さで主人公を励ます矢田亜希子の静かなる熱演が胸を打つ。台詞に力があり、見せ方にうまみがあり、ドラマのあり方に誠実がある。素晴らしいドラマだ。

第15位 下町ロケット



元宇宙科学開発機構の研究員で、現在は父親が遺した下町の工場で経営者として第二の人生を送っている佃航平(阿部寛)。
年頃の娘・利菜(土屋太鳳)との仲は多少ギスギスしているものの、経営は順調で次第に業績を上げていく佃製作所。
しかし、あきらめきれない自分の夢であるロケットエンジンの開発に力を入れすぎ、少しずつ業績は下降気味に。
ある日、大手取引先である京浜マシナリーから突然取引中止を宣告されてしまう。大口の取引先を失い資金繰りに窮した佃は
運転資金を確保するため、経理部長の殿村(立川談春)とメインバンクである白水銀行へと向かうが、
銀行からは実用の目処が立たない水素エンジンを継続して開発していくのであれば、新たに融資をするのは難しいと言われてしまう。
メインバンクからの貸し渋りを受け、途方に暮れる佃たちであったが、そこに新たな問題が。
なんとライバル企業のナカシマ工業から特許侵害で訴えられてしまったのだ。清廉潔白の佃製作所ではあるが
、 大手企業から訴えられるという事実により評判は地に堕ち、銀行からの融資も絶望的な状態に。
佃製作所の技術が狙いであるナカシマ工業は姑息な法廷戦略で裁判を長引かせ、じわじわと体力を奪っていく。
そんな中、日本を代表する大企業・帝国重工は純国産のロケット計画にまい進していたが、
自社で開発したバルブシステムが、佃製作所が所持している製品特許に触れるものだと判明。
何としても、バルブシステムの問題を解決しなければならない宇宙航空部の財前部長(吉川晃司)が取った行動とは…?

第14位 ライフ



成績の良くない主人公・椎葉歩は、頭の良い親友・夕子が目指す高校に一緒に入学するため、夕子か
ら勉強を教えてもらいながら見事、難関高校に合格。ところが、一番行きたがっていた夕子は不合格
。歩は夕子から「あなたなんていなければ良かったのに!」と言われてしまう。友情が崩壊してしま
ったことにより、歩は他人と話さなくなってしまう。高校でも新しい人間関係を築くことをあきらめ
ていた。しかし、クラスメイトの安西愛海を中心とした数名は歩を迎えてくれたため、歩は再び前向
きになる。そんなある日、歩が愛海の恋人である佐古克己を奪おうとしていると誤解されたことから
、歩は愛海を中心とする女子数名に執拗にいじめられるようになっていく。助けを求めたくても、親
は体の弱い弟に気を取られ、歩の言うことに耳を傾けてくれない。そして、担任に相談しても担任は
職員室内で「いじめ」にあっており、彼女を守れる人間は誰もいなかった。最初は弱かった歩だが、
次第に仲間を見つけていじめに立ち向かい、「生きる」ために強く成長していく。

第13位 白い巨塔 第二部

教授選の激しい攻防が見ものだった第一部から一転、この第二部では教授の座に上り詰めた財前(唐沢寿明)が患者の遺族に訴えられる医療過誤裁判を中心にドラマは展開していく。佐々木庸平(田山涼成)の術後の病状に不安を抱いた柳原(伊藤英明)から何度となく診察を請われるも、教授就任の有頂天の心持ちに加えて、ポーランドで開かれる国際外科医学会の準備に忙しい財前はそれどころではない。日本を飛び立った財前はワルシャワでも完璧な執刀ぶりを見せつけ、ポーランドの医師たちをうならせる。時を同じくして、里見(江口洋介)から佐々木庸平の容態が悪化していることを知らせるメールが届いていた。
裁判をめぐって繰り広げられる人間模様は実にスリリング。これほどの作品であるならば、さらなるキャラクターへの肉薄も期待したかったが、語り口のうまさ、見せ方の巧みさがそれを補って余りある。ドキュメンタリー以外では世界初となったアウシュビッツ強制収容所跡でロケを行ったことでも話題になった。冷気が張りつめたかようなポーランドのシーンはいずれも圧巻である。

第12位 1リットルの涙

15歳で原因不明の難病を発病しながらも、ひたむきに生きていこうとしたヒロインの姿を描いた実話をドラマ化した感動ストーリー。晴れて志望していた明和台東高校に入学した亜矢(沢尻エリカ)はクラス委員に選ばれ、バスケ部にも入部し、希望に満ちた高校生活を送り始める。その矢先、登校の朝に足がもつれて転倒してしまう亜矢。倒れ方の不自然さを心配して亜矢に診察を受けされた母・潮香(薬師丸ひろ子)は、神経内科医・水野(藤木直人)から亜矢が治療法の見つかっていない脊髄小脳変性症に侵されていることを告げられる。潮香は亜矢へ告知すべきか心を痛めるが、ふらつきや物との距離感がつかめなくなったりといった自覚症状を、亜矢はすでに感じ始めていた。
亜矢の体の自由が次第に奪われていく過程はあまりにも過酷で、涙なしには先を見進められない。ただ、亜矢を温かく支える家族、最善を尽くす担当医師、誠実に見守る友人たちのそれぞれも丁寧に描かれており、亜矢の境遇は悲しいだけの物語には紡がれていない。残酷な運命に折れることなく、人の役に立ちたいと願い続ける亜矢の生き様はとても力強く、見るものは勇気を与えられるだろう。原作にはない遥斗(錦戸亮)との恋愛のパートも、ドラマの誠実さを損なわせることがないあたりにも好感が持てるところ。亜矢役の沢尻エリカの熱演も心に残るが、母・潮香を演じた薬師丸ひろ子の包容力のある名演はこのドラマをいっそう志の高いものとして輝かせている。

第11位 電車男

オタクの山田剛司(伊藤敦史)は電車の中で酔っ払いに絡まれていた青山沙織(伊東美咲)を助けたことを機に、彼女と付き合うことに。全く女と無縁の生活をしてきた山田は、インターネットの掲示板に助けを求め、あまたの毒男たちの助言を得ながら彼女との交際を続けていく……。
2ちゃんねるの掲示板で話題となり、一大ブームを呼んだ現代の純愛譚のテレビドラマ化。先にお披露目となった映画版よりもさらに自由な解釈がなされ、ヴァラエティ感覚を保ちながらも感動へ導くことに成功しているが、何よりもオタクのイメージを好もしいものとする伊藤淳史と、清純そのものを麗しく体現しながら現実を超越した虚構の世界へ視聴者を誘う伊東美咲、この主演コンビの魅力が圧倒的に良い。最終回、告白されたヒロインが急に「お姉さんが教えてあ・げ・る」状態に突入し、艶っぽくなっていくのもグッド。主題歌にELPを持ってくるなど、スタッフのこだわりも随所に表れている。ガンダムネタが妙に多いのも素直に受け止められた。

第10位 ROOKIES



2008年4月からTBS系で放映された、佐藤隆太主演の熱血学園ドラマ。共演は、市原隼人小出恵介城田優佐藤健五十嵐隼士ほか。原作は、森田まさのりによる同名の人気コミックで、“不良”、“野球”、“友情”と、青春ドラマに欠かせないエッセンスがギュッとつまった好作品。自分をもてあまし、煮え切らない野球部員たちを、若くエネルギッシュな新任教師・川藤幸一(佐藤隆太)が持ち前のバイタリティーで導いてゆく物語で、いずれ劣らぬイケメンたちの活躍が大きな話題を呼んだ。本DVDには、ドラマ本編の第1話~第3話のほか、出演者インタビューやモバイル配信用の動画など、盛りだくさんの特典映像が収録されており、“ROOKIES”の世界をたっぷり味わいたいファンや、初回を見逃してしまった人にもおすすめの構成となっている。

第9位 僕と彼女と彼女の生きる道

感動作『僕の生きる道』と出演者、スタッフともに重なっているし、タイトルも酷似しているが、実際にはまったく別物のドラマ。ある朝突然、妻の可奈子(りょう)から離婚を切り出された銀行マンの徹朗(草なぎ剛)は会社が忙しいと取り合わずに出勤するが、帰宅すると可奈子はすでに家を出たあとだった。翌朝になって小学校1年生の娘・凛(美山加恋)が家に残っていることに気付いた徹朗は、凛を義母の美奈子(長山藍子)に預けようとするも、凛が学校の音楽会でハーモニカを吹くことを楽しみにしていると知らされたため、音楽会のその日まで凛と一緒に生活することに…。
これまでまったく家庭を顧みようとしなかった仕事人間が、娘との生活を通して自らの生き方を見つめ直し、まったく違った人生の幸せを発見していく過程にしみじみとさせられる。父親ばかりではなく、母親からも愛されていなかった凛のせつな過ぎる境遇を体験した美山加恋のけなげさが話題に。敬語で会話を交わす父と娘の距離感が、一緒の時間を共有していく中で次第に縮まっていく過程がとても丁寧に描かれている。とりわけ、徹朗と凛が川縁に座ってハーモニカで共演する場面は印象的。子どもの気持ちを理解するために、主人公が自らの過去に向き合う真摯なあり方は『僕の生きる道』にも通じるところか。わりきれようのないテーマに円満なエンディングが用意されているので、見終わった後の後味はいい。

第8位 ハケンの品格



丸の内にある食品会社「S&F」のマーケティング部の主任になった賢介は営業部の隅に追いやられた部署を任され落ち込んでいた。その部署に派遣社員がふたりやってきた。ひとりはパソコンもできないのに「できます」と偽ってやってきた美雪。もうひとりは残業、休日出勤いっさいナシきっちり3か月勤務を約束させた春子。愛想もなく態度も大きく正社員に媚びない態度は、最初から反感を買うが、じつは彼女、あらゆる資格を持った“スーパーハケン”。春子は次々に会社のピンチを救っていくのだった…。
どんなに大変な仕事でも勤務時間内に必ず仕上げ、会社の窮地を救っていく派遣社員の大前春子。無表情でクールなたたずまいながら、豪快な仕事っぷりで周囲を圧倒するヒロインは、爽快でかっこいい。篠原涼子も勢いのある芝居で、存在感たっぷりに魅了する。正社員VS派遣社員の実情をベースにしながらも、リアリティよりも大げさに描くことで辛い現実を笑いとばす娯楽ドラマに仕上げたのが大成功。中園ミホの脚本も秀逸だ。春子と敵対する正社員の東海林は一歩間違えば嫌味な男だが、演じる大泉洋のユーモラスなたたずまいが東海林の毒を緩和させて絶妙! 人がよすぎて頼りない主任を演じる小泉孝太郎、お気楽派遣社員を演じる加藤あい、やさしい中にも厳しさも感じさせる部長を演じる松方弘樹など、 キャスティングも適材適所。愉快痛快なお仕事コメディだ。

第7位 花より男子2(リターンズ)

2007年1月~3月、TBS系で放映された井上真央松本潤(嵐)主演のラブコメドラマ。原作は、累計5500万部以上を売り上げた神尾葉子による同名コミック。記録的な高視聴率をマークし、前作を超えるテンションの高さで話題をさらった本作には、生田斗真(ジャニーズJr.)、松嶋菜々子ら豪華ゲストが出演し、作品のスケールをよりパワーアップしている。前作と変わらぬキャストを集結させ、原作のイメージにこだわるファンをもおおいに満足させた実績は高く、コミック・ドラマ界の金字塔となった記念すべき作品である。

第6位 JIN -仁-



歴史に逆らっても、神に背いても、救いたい命がある。


幕末の江戸へタイムスリップしてしまった脳外科医・南方仁が、満足な医療器具もない中、人々の命を救っていく。公私共に仁を支えることになる武家の娘・咲、そして現代に残してきた恋人に瓜二つの花魁・野風との運命的な出会い。さらに医術を通して坂本龍馬勝海舟緒方洪庵ら幕末の英雄たちとも交流を深めながら、いつしか自らも歴史の渦の中に巻き込まれていく…。。

第5位 ラスト・フレンズ

今を生きる若者たち、それぞれの愛のかたち。
長澤まさみ上野樹里の若手2大女優に加え、瑛太水川あさみ、そして錦戸亮が夢の競演!
悩み苦しみながらも前向きに生きる若者たちの青春ヒューマンストーリー

社会問題化しているDV(ドメスティックバイオレンス)やセックスレスなど、
現代人が抱えるさまざまな問題を真正面から捉え、
恋に臆病だった若者たちが自分らしく前向きに生きていく姿をリアルに描く。
深い悩みを抱えた彼らが、ぬくもりを求めてシェアハウスに住むことによって、
友情や人と人との関わりの大切さを学んでゆく青春ヒューマンストーリー。

第4位 女王の教室



教室に君臨する冷酷かつ独裁的な鬼教師に戦いを挑む子供たちの慄きと成長を描いた異色の学園ドラマ。期待に胸膨らませて6年生に進級した神田和美志田未来)はクラス替えで6年3組になった。担任は2年間現場から離れていたという新任の阿久津真矢(天海祐希)らしいが、真矢の姿は始業式にない。ついに教室に現れた真矢は名簿の名前を読み上げることもなく、いきなり全員にテストを強いる。そのテストで実力を発揮できずに最下位になってしまった和美は、代表委員とは名ばかりのありとあらゆる雑用係をやらされることに。これが6年3組24名にとっての、小学校生活最後の地獄のような1年間の始まりだった。
社会的敗者は差別と不公平に苦しみ、逆に勝者はいろいろな特権を得て豊かな人生を送ることが出来る、といった真っ当極まりない現実社会の不公平、厳しさを説く阿久津真矢の発言は随所に的を射ており、その言葉の一つ一つには奇妙なほどの説得力がある。そんな痛いほどの正論を吐く真矢の強烈な存在感こそが、このドラマを支配する独特のトーンそのものだ。黒づくめの衣裳に身を包み、生徒たちを成績で差別し、従わないものには体罰を与える、社会の不合理そのもののような教師像を怪演する天海祐希が圧巻。その完全無欠ぶりに最初はケレンも感じるが、子供たちの前に大いなる壁として立ちはだかる真矢そのものが生きていくことの示唆のようにも次第に思えてきて、独特の感慨を与えてくれる。エンディングロールも一工夫あって面白い。好き嫌いを超えて圧倒させられるドラマである。

第3位 マルモのおきて



阿部サダヲさんが演じるのは、文具メーカーのお客さま相談室に所属する独身アラフォー男・高木護(まもる)。親友の死をきっかけに、親友が男手ひとつで育ててきた双子の子供を引き取ることになります。
そして、 その護と一緒に暮らすことになる幼い双子の姉・薫役に挑むのが、連続ドラマ初主演となる6才の天才子役・芦田愛菜ちゃん。
両親をなくし、双子の弟・友樹(鈴木福)と共にたくましく生きようとするしっかりものの明るい女の子を演じます。幼い双子に振り回され、様々な困難を乗り越えながらいつしか本当の家族になっていく護と薫と友樹…と、ここまでは感動ストーリーですが、ひとつだけ普通とは違うところが。
それは、護と双子と共に生活をすることになる犬のミニチュアシュナウザー・ムックが、人間の言葉をしゃべること。
ムックは、双子がひょんなことから拾ってきた犬で、両親をなくした幼い双子を優しく見守る一方で、親代わりとなる護には厳しく、時には励まし、時には説教をすることもある頼もしい存在になっていきます。
犬が話し始めたと自分の精神状態を疑う護。しかし、ムックは幼い双子のヒーローとして家族の中心的存在になっていきます。
ムックがしゃべることは、家族以外には秘密。もちろん外出時などの外では絶対に話してはいけないという "おきて"があるのです。

第2位 家政婦のミタ



母親の死により崩壊寸前の阿須田家に、三田という家政婦が派遣されてきた。仕事は全て完璧にこなすが、常に無表情かつ機械的で、さらに命令されれば犯罪行為も平然と行う三田に振り回される阿須田家の人々。しかし、その三田の型破りな行動により、バラバラだった家族は絆を取り戻していく。 阿須田家は三田に信頼を置くようになり、一見突飛な数々の行動の裏にも、実は愛情や思いやりが秘められていたことに気付いた子供たちは、三田に本当の家族の一員となってほしいと望む。しかし彼女は、その申し出を素直に受け入れることのできない壮絶な過去と大きな心の傷を抱えていた。

第1位 半沢直樹

東京中央銀行大阪西支店・融資課長の半沢直樹(堺雅人)は、バブル経済末期に銀行に入行したいわゆる「バブル入行組」。それから20年ほど経過した現在、行内では業務の中心的役割を担う世代になっていた。
東京本店融資部に勤務する渡真利忍(及川光博)は、半沢と同期入行組であり、入行以来の親しい仲。頻繁に助言をし、半沢をフォローし続ける。一方家庭では、妻の花(上戸彩)が、文句を言いながらも明るく実直な性格で夫を支える。
そんな半沢に、ある日突然支店長の浅野(石丸幹二)から強引な指示が下り、西大阪スチールから5億円の融資契約を取り付けることになった。しかも、新規の融資先にも関わらず条件は「無担保」。
この融資によって営業目標を達成した大阪西支店は、名誉ある最優良店舗賞を初受賞すことになった。しかし、一見優良企業に見えた西大阪スチールは陰で莫大な負債を抱えており、それを隠すために行っていた粉飾決算が発覚。
融資からたった3か月後、西大阪スチールはあっけなく倒産した。この結果、東京中央銀行は融資額5億円全額を騙し取られることになってしまった。

出世に執念を燃やす浅野支店長は、その全責任を半沢一人に負わせようと画策。東京中央銀行で異例のスピード出世を果たし、常務にまで上り詰めた大和田(香川照之)にまで根回しをする。
東京中央銀行は、バブル期の膨大な不良債権に苦しんだ都市銀行が合併して出来上がった「メガバンク」。行内には、合併後も「旧・産業中央銀行」出身者、「旧・東京第一銀行出身者」の派閥に分かれ、熾烈な権力争いを繰り返していた。
大和田常務は「旧・産業中央銀行」出身、浅野支店長も同行出身である。そんな中にあって「旧・東京第一銀行出身者」の中野渡頭取(北大路欣也)は、行内融和を唱え、派閥対立を鎮めるために苦心していた。
融資失敗の責任に関して、東京本店に呼ばれ聞き取り調査に出席した半沢は、全責任を自らに負わせようとする上司たちに真っ向から反発し、取られた5億円を取り戻すと宣言する。
何故ならそれが、半沢がバンカーとして生き残るための、唯一の道だったからだ─